螢:
どーすんだよ?
実彰:
まず、先頭は柳生殿と徳川の方々に
お願いしたい。これは、諸処を考えれば
言うまでもないだろう。
実彰:
続いて、前列は居合で牽制が可能な
九十九丸殿と、二刀流で相手の虚を突ける螢殿に任せたい。
九十九丸:
了解した。
螢:
おー、任せとけ。
実彰:
中衛は、武器が短刀ゆえに小回りが利く
鈴懸殿がいいだろう。
実彰:
鈴懸殿には姫の馬を引くという役目も
ある以上、あまり姫から離れるわけにも
いかないからな。
鈴懸:
はーい!
実彰:
最後に長持がいる後列は、
鷺原殿とわたしが着こう。
左京:
わかりました。お任せください。
縁:
おいおいいおい、ちょっと待ってくれよ。
俺のこと、忘れてない?
俺、一体どこに着けばいいんだ。
実彰:
あなたは自由にしろ。
縁:
え、それ本気?

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