夜伽家の長男。
「新月」の名を襲名した一〇七代目。見目麗しい王子様で一族を代表する王子様。少し気怠げで、どこか世間離れしている様な雰囲気がある。文武両道で、留学先でピアノコンクールに優勝した経験もある。何か達観している大人びた雰囲気も。
将来は主に仕えるべく、色々な学を身につけている。

夜伽家の次男。
「三日月」の名を襲名した一〇七代目。ホスト的な雰囲気があるが、性格は意地悪で冷たい。夜伽家という、自分の置かれている立場に少し皮肉を感じている。ただ「お役目」に対しては誰よりも真摯に、振舞うことができるプレイボーイ。
好きになった女性には一途で、情熱的な側面がある。

夜伽家の三男。
「弓張」の名を襲名した一〇七代目。笑顔が印象的で、とても甘い顔をしているが、人をドキッとさせるような発言をする。将来が決まっている人生にあからさまに嫌気がさしており、刺激を求めるヤンチャな側面もある。両親と喧嘩をしている。
自分の可愛さをわかった上で甘えてくる小悪魔。頭の回転が早く、先が読めてしまう事が悩み。

夜伽家の四男。
「満月」の名を襲名した一〇七代目。とても美しい少女の様な美貌。寂しがり屋で、少し影がある雰囲気。近づいて来る人を避けたり、少し責めたがる。実はとても純粋な男の子で、誰よりも愛を欲しがっているが上手く表現できずに悩んでいる。
勉強が余りできないのが悩みのおバカな側面も。

夜伽家の五男。
「十六夜」の名前を襲名した一〇七代目。何事にもツンツンしていて距離を空けたがる、お洒落な子。自分を持ちストレートな所がある為、我侭な振る舞いも多い。兄達にもキツくあたり、可愛げがない発言をする。
話し上手でテキパキ、会話が上手く、気に入られる事が多いがツンツン。 菓子作りを得意とする。

夜伽家の末っ子。
「暁」の名前を襲名した一〇七代目。とろける様な甘いアイドル的な顔で、キラキラした雰囲気がある、まるで天使の様な男の子。誰からも可愛がられてきた。いつもポジティブで澄んだ目をしており、しっかりとした意見を持っている。
夜伽家の「お役目」について、深い考えはなく、家族を大事にする良い子。女性に対しては世話焼き。礼儀を守り、ナイト的な態度を取ろうとするが、ちょっぴり抜けている所も。