本日ばかりは、みなさん声を揃えて
「カレシたち!」
と答えてくださっているのではないでしょうか?
今日のブログは、ニセのカレシ6人の
座談会の様子をお届け!
カレらはきちんとスタンバイしております。
ただその前にひとつだけ、お知らせをさせてください!
本日、店舗特典情報が追加されました!
タワーレコードの各巻購入特典に
キャストサイン色紙応募券が
増えております。
ただし、こちらオンライン限定の特典ですので
応募券が欲しい! という方はお気をつけくださいね。
それではみなさんお待ちかね!
カレシたちにお繋ぎしましょう!
■◇■ニセのカレシ座談会■◇■
六宝学園・生徒会室 昼休み――
そこに、6人の生徒が集まっていた。
皆に集まってもらったのは
他でもない。全生徒へ向けて
我々6人の自己紹介を頼まれた。
そこで、紹介の事前打ち合わせとして
この場を設けた次第だ。
それでわざわざ昼休みに
呼び出されたのか。
読みたい本があったってのに。
同じく、次の実習の準備があるんだ。
はやめに済ませてくれ。
みんな真面目すぎだってば。
いいじゃん、せっかく集まったんだし。
あ、お菓子買ってきたよー!
わーい……。
待て。この会合は、生徒会長としての
正式な命令で開いている。
そんな態度でいるつもりなら容赦はしない。
まあまあ、食べながらでも会議はできるでしょ?
そんな怖い顔しないでよ。
…………。
えーと……顔はわかんないけど
そんな怖い声、出さないでよ。
……ふん、まあいい。
とにかく我々自身、一度自分たちの
置かれている立場を振り返っておくぞ。
我々が六宝学園を作った
名門「六家」の子息であることは
既に生徒達にも知られていることと思う。
「六家」? ああ、つまりアレだね!
ユヅキくんが勇者に倒された時、
クククッ……ヤツは我ら
六家の中でも最弱……。
とかってやるんでしょ?
やるか! それは四天王だ!
第一、勇者って誰だ!?
しかも今、さりげなく俺
ザコ扱いされたよね……。
六家ってのは、サクんとこの日永家
ハルヤの玻璃家、ケイイチの鷹目家
ユヅキの琥珀家、オレの黒耀家のことだよ。
……あれ? ひとつ……足りなくない?
………………。
うわあっ! 悪い、本気で悪気はなかった。
セイジの藍方家で6つだな。……な!
そんなに影が薄かったのか……。
華麗にスルーされるなど……。
ほらー。セイくん真面目だから
考えこんじゃったじゃんか。
うっ……安心しろセイジ。メガネキャラは
メガネってだけで印象は強い。
もっと自分のメガネに自信を持て!
それ、メガネが本体って言ってる
ようなもんだから。
フォローになってないから。
ユヅも、それ、抉ってるだけだよ。
セイジ、大丈夫……?
……ああ、問題ない。
こういった扱いには慣れている……。
……日永、続きを。
わ、わかった。いいか、我々は六家の出。
学園でもいわば注目の的だ。
それを自覚した上で、自己紹介を頼みたい。
……つまり、パーソナルな部分を明かすとしても
六家の名に恥じぬ範囲で話せ、と
そういうことだな?
(あ、頑張って復活した)
そう。間違っても各自、
自分たちの家の名に泥を塗るような
爆弾発言はしないように。
なるほどな。そのへんは分かった。
で、自己紹介する時の
メインテーマは、何なんだ?
「同居したい女の子のタイプ」だ。
思いっきり爆弾じゃねぇか!!
とにかく、各自今のテーマで自己紹介を
考えておいてくれ。
順番は黒耀タキアからになるはずだ。
オレからは以上。
くれぐれもよろしく頼むぞ。
大丈夫なのかな、
このノリで自己紹介して……。
自己紹介は無事にできるのか。
そして、お昼休みのあいだに、6人全員、紹介できるのか!?
つ・づ・く……?