こんばんは、Rejetスタッフです。
本日はキャラ同士のおしゃべり第2弾!
タキアの自己紹介のターンです★
……の前に、ひとつだけお知らせを!
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それではお待たせしました、座談会へお繋ぎします!
■◇■前回のあらすじ■◇■
全校生徒へ向けて自己紹介をするよう頼まれた6人!
学園を支える「六家」の名に相応しい話を
しなければならないはずなのに
トークテーマはまさかの
「同居したい女の子のタイプ」について!?
果たして、カレらは失言なしで自己紹介を
終えられるのか!?
ひとまずはタキアから、自己紹介の
リハーサルをしてみることに……!
■◇■タキアのターン■◇■
一番手はオレだな。
六宝学園、経済学科3年、黒耀タキア。
黒耀の名は聞いたことがあるだろう。
世界でも有数のコングロマリット企業だ。
その跡取りが、オレということになる。
……ここまではいいな?
今のところ、なんの面白みもない
自己紹介だな。
自己紹介になに期待してんだ!?
お前の紙袋以上に、面白いものはねぇよ!
じゃあちょっと柔らかい話題ってことで。
タキアくーん、ご趣味はー?
……急に見合いのような
流れになってきたな。
趣味か? そうだな……読書だ。
特に、経営哲学の本がいい。
ダメだ……趣味の話なのに
すごいお硬い……。
悪かったな。
他にも挙げるとすれば、料理だろうな。
あー、よく自分で作ってるよねぇ。
家庭料理から、すっごく手の込んだものまで。
この見た目からは、想像ができないな。
だから、オマエにだけは言われたく……
ああもう、突っ込むのも面倒になってきた。
あえて言うなら、料理くらい出来て当然だ。
黒耀家の跡取りともなればな。
わー、すごーい、さすが御曹司~。
ふっ……好きなだけ褒め称えるがいい。
なるほど、そうなると……。
もし一緒に住む女性がいたら、
よっぽど料理の腕がないといけなそうだね。
まぁな。
オレを唸らせるほどの
料理を出せる女じゃなければ却下だ。
……黒耀が言うと、だいぶ間口が狭そうだな。
大丈夫……。
料理ができなければできないで、
丁寧に教えてあげるのがタッキー……。
……は?
「オレの恋人ともあろう者が
こんなことも出来ないとは!」
とか言いながら~、
何だかんだ、包丁の持ち方から、
手取り足取りつきっきりで教えてくれちゃう、
みたいな、ねぇ?
何だその勝手な想像は!?
いや、あながち間違ってもいないだろう。
キミは面倒見がいい。
ぐっ……なんだこの褒め殺し……。
普段は当然と受け止めるが、居心地が悪い。
第一、そんな使えない召し使いの面倒を
わざわざ見たりなんかしない。
常にオレのことを気遣い、オレの考えを察し、
甲斐甲斐しく尽くす女がいいに決まってる。
オレに従順な召し使いなら、ご褒美に
可愛がってやるのも悪くないしな。
それこそ、料理ついでにソイツの味見を
してやったっていい。
わあ、随分意地張ってる。
ふん、どこがだ。
そうだな……客観的に判断して
先ほどのお前の発言を訳すなら……。
いつもオレのことを考えてくれて、ちゃんと
心も繋がっていて、オレのために一生懸命
健気に頑張ってくれる子がいい。
……そんな可愛いコイビトなら、
オレもめいっぱい甘やかしてやりたい……。
料理よりも先に手を出したくなってしまう。
今日のデザートはオマエがいいな♥ ってね。
「ってね」じゃねぇ!
そんなことを考えていたのか、黒耀タキア。
見損なったぞ……。
断じて違うっ!!
(やっぱり、この面子で何事もなく
自己紹介なんて無理そう……)
1人目のタキアは撃沈!?
残りの5人の自己紹介は
果たして無事に終わるのか!?
つ・づ・く……?