それは伍番星の昔話(といかけ)――
2014年7月16日 20:00
それは伍番星の昔話(といかけ)――
ようこそ「大帝國劇場」へ!
心は乙女、Rejetのニシオカと申します。
さてさて
こちら公式サイトにて、
怜サンプルボイス第2弾
が公開です。
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ねえ、知っているかい?
閉めきった部屋で炭を焚くと、眠るように逝けるらしい。
急速に意識を失って、気付いた時にはもう……。
いや、気付くこともないのかなぁ。
おれは凍死より、そっちのほうが好みだな。
じわじわと蝕まれていく感覚がとてもいい
……ん? ふふ、相変わらずとか言うなよ。冷たいねぇ。
おれがこんな調子なのは、今に始まったことじゃないでしょう?
昔もよく、おまえに語ってきかせたなぁ。こうして首に手をかけて。
『このまま力を込めたら、息ができなくなるよ』
少しずつ、指に力を入れながら……。
『苦しいだろうねぇ。どれだけつらいかなぁ……』
って語ってあげたらおまえは泣きだしてしまったんだっけ
おれはただ、おまえにも分かって欲しかっただけなんだけどねぇ。
生と死のはざまが持つ、独特の美しさってものを
ねぇ、今でも、同じようにしたら、おまえは泣いてしまうのかい?
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やはり彼も帝國スタアが一人。
何と申しましょうか。
エンジンが掛かって来たようです。
気がかりがあります。
通例であれば、このようなセリフは
第1弾で公開されておりました。
しかし今回は第2弾。
第3弾では、果たして何が起きるのか。
大帝國劇場の伍番星。
華族の身分に相応しく、
学習院に通う文学青年。
そして優しき幼馴染。
そして、デカダンスに傾倒する青年。
大正偶像浪漫「帝國スタア」
伍番星・怜(声:近藤 隆)
8/27発売予定です。
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さてさて、短くはありますが、
本日はこれにて仕舞となります。
次回更新は7/17(木)。
サンプルボイス第3弾です。
時は大正――
戦後、暗い影を落とす帝都を照らす、儚い光。
そんな「光(スタア)」で有り続けた偶像(あいどる)たちとの貴女の物語。