それは伍番星の狂気(ほんね)――

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それは伍番星の狂気(ほんね)――

 
 
ようこそ「大帝國劇場」へ!
心は乙女、Rejetのニシオカと申します。
 
 
遂に、です。
 
 
怜サンプルボイス第3弾
 
公開となります。
 
 
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ああ、やっと捕まえた。
 
最期に感じる人のぬくもりが、おまえのものでよかった。
 
だけど……最期ぐらい、もう少し欲張らせておくれ。
 
抵抗しないのは……動いたら落ちそうで怖いから?
 
ほら……落ちてしまうよ。
 
もっとおれにしがみついたらどうだい?
 
こうして、首に手を回してさぁ……。
 
それとも、おれと一緒に落ちるかい?
 
ふふっ、まだ言うんだねぇ。死んでは駄目だ、って……。
 
 
 
 
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このセリフ、
あえて解説をするならば、です。
 
 
彼もまた紛れもなく
「帝國スタア」だということです。
 
 
今まで公開させて頂きました
全3弾のサンプルボイス。
今回のものは文字にして最も短く、
しかし怜という人間を示すのには、
最も雄弁なものかと思います。
 
音で聴くだけでは、
お分かりになれないところでございますが、
彼が口にする「最期(さいご)」という単語。
 
 
「最後」ではなく「最期」です。
 
 
これは決して、誤字ではございません。
 
 
華族でありながら主人公の幼馴染。
学習院に通う文学青年。
身分差を気にする様子もなく主人公を気にかけ、
劇場で主人公が平民と謗られれば彼女を守る。
そんな優しき伍番星。
しかし、そんな彼の心の奥底は……。
 
 
大正偶像浪漫「帝國スタア」
伍番星・怜(声:近藤 隆)
8/27発売予定です。
 
 
 
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さてさて、短くはありますが、
本日はこれにて仕舞となります。
 
 
 
 
 
 
次回更新は7/18(金)。
 
 
 
 
 
 
 
不二の発売は間近です。
 
 
 
 
 
 
時は大正――
 
戦後、暗い影を落とす帝都を照らす、儚い光。
 
そんな「光(スタア)」で有り続けた偶像(あいどる)たちとの貴女の物語。
 
 
 
 

明日もご期待!