伍番星・怜 復活公演
2015年8月19日 21:16
遂に再演、伍番星の胸中(ほんね)――
ようこそ、「大帝國劇場」へ!
Rejetスタッフです。
お待ちでしたことでしょう。
不二ほどではございませんが、
彼もまた遠くから戻ってまいりました。
過度な退廃主義への傾倒。
生きることに意味を見いだせない怜は、
長く死というものに焦がれて生きてきました。
貴女のことを憎からず思っていた彼は、
いつしか貴女と共に死ぬことを企みだします。
そして遂に、彼は貴女を劇場に呼び出すと、
舞台に火を放ちます。
全ては共に死ぬために。
しかしその実彼の心は、
貴女の手によって確かな変化を起こしていたのです。
気づけば彼は、
貴女を抱いて炎の中から抜け出していました。
その後、彼は帝都を離れた場所で暮らし、
作家として成功を収めるに至るのでした。
それが果たして、
滅びに憧れた彼の望んだものだったかは別にして。
伍番星・怜 (声:近藤隆)
本日発売です。
死に焦がれていたはずの怜。
決して願ったわけではない今の立場に、
彼は何を思うのでしょうか。
時は大正――
戦後、暗い影を落とす帝都を照らす、儚い光。
そんな「光(スタア)」で有り続けた偶像(あいどる)たちとの貴女の物語。