それはおしむらく、壱番星の決意(おもい)――
2015年3月12日 19:30
それはおしむらく、壱番星の決意(おもい)――
ようこそ、「大帝國劇場」へ!
心は乙女、Rejetのニシオカと申します。
だが、相手がお前なら、
どんな格好をしていようが構わないんだ。
……お前であれば、何を身に付けていようが。
ふっ、照れているのか?
そんなにも可愛い顔が見られるならば、
もっと早くから素直に口に出してみればよかったな。
……お前のことをこんなにも愛しているというのに、
好きという言葉を言うのが稀というのもおかしな話だ。
だが、これからは……何度でも囁こう。
もう、躊躇いはしない。
結ばれた二人。
相手は帝國スタアが壱番星、聖四朗。
聖四朗の指揮により、
未だ傷痕深い帝都にあって
いち早く蘇った劇場。
人様からは、これ以上になく順調なようにも見えたでしょう。
しかし聖四朗には、その実思うところがあったのです。
劇場再建、その当然の代償として、
貴女と過ごす時間を犠牲にしてしまったこと。
今度のサンプルボイスは、
どこか謝るようであり、
そして何かを決意したようでもあります。
この言葉には、どれだけの思いが込められているのでしょうか。
本作は「帝國スタア」
一筋縄には、いきません。
大正偶像浪漫「帝國スタア」
壱番星・聖四朗 (声:櫻井孝宏)
4/22発売予定です。
さてさて、短くはりますが本日はこれにて仕舞です。
時は大正――
戦後、暗い影を落とす帝都を照らす、儚い光。
そんな「光(スタア)」で有り続けた偶像(あいどる)たちとの貴女の物語。